秋田大学で開催された臨床検査・臨床化学の学会に参加しました!

 秋田大学5年の西山です。2024年9月21日に秋田大学本道40周年記念会館にて、第56回日本臨床検査医学会東北支部総会および第35回日本臨床化学会東北支部総会が開催されました。東北地区の大学や施設を中心に多くの先生方に秋田にお越しいただき、大いに盛り上がりました。

 医学教育に関するシンポジウムでは、各大学の臨床検査医学教育の様子が紹介されました。各大学で学生に対して行っている病院実習の様子や、職種ごとに見え方の異なる点が共有され、教育をより良くしていくための意見交換が行われました。
 血中薬物濃度に関するシンポジウムでは、治療薬物モニタリング(TDM)に関する内容を中心に、測定の方法や体制における課題と解決方法についても話し合われました。
 特別講演には南條博先生と柴田浩行先生をお招きし、これまでの検査の発展や今後の展望についてお話を頂きました。

 私は1年目の実習を終えたばかりなのですが、私たちの実習にあたって多くの皆様にご尽力頂いていることを実感しました。検査部の実習で見学させて頂いた各検査の様子が今でも思い浮かびます。また、今回の総会で品質や精度の向上から運営方法まで、様々な側面から検査技術の発展を知り、たいへん勉強になりました。医療者が患者さんの状況を把握し方針を検討するにあたって検査は不可欠なものですが、その特徴を理解して活用し、より良い医療に貢献出来たらと思います。

(西山)

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