ウェルビーイング向上のために! 【仙北ウェルビーイング地域医療・総合診療連携講座 記者会見】

はじめまして!

今年度より、「仙北ウェルビーイング地域医療・総合診療連携講座」の研究員となりました、肥塚慶之助と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが、10月1日に本講座の設置に関する記者会見を行いました。
総合診療・検査診断学講座の植木教授とともに会見に参加し、講座名の由来やロゴマークの説明、そして本講座の目的などに関してお話させて頂きました。

このような会見に参加するのは人生初だったので、とても緊張しておりましたが、良い経験になりました!

会見でも説明させて頂きましたが、当講座のロゴの上部は、自然豊かで風光明媚な仙北市の山々を模したデザインで、仙北市の市章カラーをモチーフとし、下から支える秋田大学医学部カラーのWはWell-beingの頭文字と田沢湖をイメージしています。総合診療・検査診断学講座の技術系補佐員の方が考えてくださったロゴで、個人的にもとても気に入っています。

プレス発表は10月1日でしたが、本講座は2024年4月に秋田県仙北市と秋田大学の連携によって開設され、すでに活動を始めております。

仙北市は、幸福度全国No.1を目指してまちづくりをしています。感情的な短い幸せではなく、身体的、精神的、社会的に満ち足りたWell-beingの向上を図るという仙北市の理念は、総合診療と通じるところが大いにあります。

総合診療医は、幅広い問題に対応し、予防や管理・介護など多岐にわたる医療を提供します。地域のニーズに応じて仕事の内容を柔軟に変えながら活躍できるオールラウンダーであり、地域全体を診ることができます。

本講座では、市立角館総合病院への総合診療医の派遣や、勉強会・セミナーなどの開催を通じて、総合診療医の育成や診療を行い、医療MaaS事業やDX連携の推進など医療DXに関する活動・研究を行うことで、仙北市の方々のWell-being 向上のお手伝いをしていきたいと思います。

また、仙北市だけでなく、地方では医師不足や地域偏在など同様の問題を抱えています。地域医療のキーパーソンとなりうる総合診療医の育成や医療DXなどの仙北市での活動・研究によって、地域医療全体の発展に貢献できるよう頑張っていきます。