2024.11.29 Fri
コミュニティドクターフィールドトリップ@五城目の感想
秋田大学1年 藤田 唯
五城目町は秋田市出身の私にとって車を少し走らせれば到着する距離にあるため、よほどの理由がない限り訪れる機会はない町である。
高校生の時の担任教師が五城目町のコミュニティドクターとして漆畑先生を紹介してくださったことがあり、その頃から関心を持っていたため、この度この企画に参加させていただいた。
1日目は昼時に始まった。廃校となった小学校の給食室を再利用して、地元でとれた食材をそこで調理し、その場で消費するという五城目町独自の取り組みをしているポコポコキッチンの存在を知った。
効率の良い地産地消を実践しているところが身近にあるということに感動した。とてもおいしいポコポコランチをいただきながら密山先生の特別レクチャーを受けた。
レクチャーの中で印象に残っていることは、健康と病気は程度の問題であるという考え方とSDH(Social Determinants of Health)の考え方である。高齢化が進み様々な疾患を複数かかえる患者の増加が推測される今日の状況下では、これらの考え方が非常に重要になると考える。この特別レクチャーのおかげで次のフィールドワークに積極的に取り組むことが出来た。
1日目の反省をかみしめながら2日目の朝を迎えた。この日は朝市Plus+を初めて体験した。いきいきとした町民の様子に元気をもらった。フォトボイスという活動も初めて経験し、自分の好きなものを多くの人に共有するのは難しかったが、仲間の好きなものやそれに対する思いを感じ取ることが出来て興味深かった。
貴重な経験をさせてもらったことに感謝するとともに、この経験を今後の学生生活に活かしたい。