こんにちは．大学の渡部です．

2024年3月7日～9日の3日間，「あきた地域医療実習」を開催しました！
今回は，前半2日間を県内各地の医療機関に分かれての実習，2日目の夜に実習報告会，3日目に大学での救急初期対応・ACPセミナーと盛りだくさんの企画でした．
今年は試験などとの兼ね合いで参加者は4名と少数でしたが，その分各々が濃密な経験をできたのではないかと思っております．

私は今回，にかほ市国民健康保険小出診療所と伊藤医院（由利本荘市）の見学に同行しましたが，地域のプライマリ・ケアの最前線を見学させていただき，学生からは今後の人生に大きな影響があったと感想がありました．
対応してくださった先生方の熱意をしっかりと受け止めてくださったのかなと想います．
私自身も，地域のプライマリ・ケアに関わった仕事がしたいと思っていた，医師を志した当初の想いを再確認することができました！ 非常に楽しかったです．

3日目は秋田大学のシミュレーション教育センターで，救急初期対応とACPについてみんなで学びました．
救急初期対応はSimMan 3Gを用いて，救急患者さんがやってきたときのABCDについて学びました．低学年が多かったですが，平澤先生がわかりやすく噛み砕いて解説されていました．
ACPについては，もしバナゲームをプレイすることで人生の最終段階にどのように過ごしたいかを考えてもらい，そこからみんなでACPについて考える機会としました．

2日目の夜には毎年恒例(?)の実習報告会があり，各地で実習して感じたことを参加者全員で共有しました．実習先の院長先生も参加してくださり，より深い学びになりました．

来年度はよりたくさんの学生の皆さんに参加していただきたいなと考えています！
他の投稿で学生からの感想も掲載しますので，実習の雰囲気をぜひ感じていただき，来年はぜひご参加をお待ちしています！

学生の感想はこちらから！