「学会に参加して交流を深めよう!」

第13回日本プライマリ・ケア連合学会東北ブロック支部学術集会に指導医と一緒に参加し、学会の雰囲気や『プライマリ・ケアと総合診療』を学びながら交流を深めてもらうことを目的とした、「学会に参加して交流を深めよう!」を秋田県連携事業の一環で企画しました。
”2023年に行くべき52カ所”の一つに選ばれ注目を集めている岩手県盛岡市で開催された学会に、自治医科大学・東北医科薬科大学・岩手医科大学・秋田大学の学生13名が参加してくれました。

岩手医科大学1年  木村 文 

この度は学会に参加する機会を与えていただきありがとうございます。とても貴重な経験になりました。
今回の企画でのお声がけがなければ、私にとって学会参加は大変敷居が高く、参加するまでに至らずに終わっていたと思います。ですが、こうして機会があり、1年生という早い段階から学会の雰囲気を知ることが出来ました。
内容を完全に理解するには至りませんでしたが、これから医学を学ぶ上で、自分が大事にしたいと思う姿勢を明確化することが出来ました。

学会では、まだまだ医学が身に付いていない私にとって基調講演やシンポジウムがとても有意義な時間となりました。専門的知識を多く必要としないものでしたので、自分でも話を理解することが出来たからです。将来専門知識を身に付けた際には、是非一般演題の方にも参加したいと思います。

また、将来同僚、そして先輩医師になるであろう他大学の学生方や先生方とお会いできたことも有意義でした。将来の職務や連携を円滑にする上でも、これからも交流を重ねさせていただきたいと思っております。

次回もこのような企画があった場合は、今回同様に書簡でも報せをくださると見落としがなく参加できると思いますので以降も是非宜しくお願いいたします。

この度は誠にありがとうございました。

東北医科薬科大学2年  天田 美春

今回、私は初めて学会に参加しました。
医学部に入る前から総合診療に興味があり、大学に入学してからは総合診療や家庭医をテーマに扱っているイベントなどに何度か参加してきましたが、学会参加の機会は逃してきました。
来年こそは学会に参加してみようと考えていた頃に秋田大学による学会イベントについて知り、今回の参加に至りました。

実際に学会に参加してみて、会場にいる様々な経歴をお持ちの先生や、研究室に所属している学生の方々のお話を聴くことができたことが、一番面白かったです。
一言に総合診療医と言っても、地域によって、患者によって、様々な形の医療があるということを学ぶことができました。
また、懇親会においても多くの先生方や、将来同じ現場で働く学生同士で話をすることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

今回の学会参加で得られた沢山のことをこれからのモチベーションとして、総合診療に対する熱を持ち続けたいと思います。
また、学会も含め、講演会や勉強会などのイベントに積極的に参加し、様々な医療を学んでいきたいと思います。今回のイベントを企画して下さった秋田大学の先生方、本当にありがとうございました。