初めてのシミュレーション教育【湯ったり あきた地域医療実習2日目】

大学の渡部です.

「湯ったり あきた地域医療実習」2日目は,秋田大学医学部シミュレーション教育センターでのハンズオンセミナーがありました.
※1日目についても盛りだくさんでしたのでこちらをご覧ください!

当日は「超音波検査」と「気管挿管・呼吸管理」の2つのトピックを取り扱い,それぞれ説明ののちハンズオンをしてもらいました.

私は超音波検査のサポートをさせてもらっていましたが,腹部はファントムという模擬モデル,心臓は実際の模擬患者(学生)で体験していただきました.
最初はおそるおそるプローブを持ち,慎重に動かしていましたが,後半になると異なるモデルでもすぐに目的の臓器を示すことができていて,順応性を感じました.みんな優秀です!
模擬患者は新5年生だったのですが,ちょうどローテで循環器内科を回ったあととのことで,参加者に適切な当て方を指導していたことに感動しました.これぞ「屋根瓦式教育」ですね!

「気管挿管・呼吸管理」のほうも盛り上がっていたようです.
あとでシミュレーターやデバイスを見させてもらったのですが,気管挿管のデバイスが進化していて感動しました(気管挿管をする機会が少ないので…^^;)

そんなこんなであっという間の2時間で,最後はみんなで記念写真を撮影し,解散となりました.

この2日間で,10名の参加者がみな仲良くなって,最後にみんなで名残惜しそうにLINE交換をしている姿をみて,やっぱ対面式の実習は大切だなと痛感しました.


来年度もよりよい実習を目指して企画を頑張りたいと思います(まだ実施確定していませんが…).
対象となる学生のみなさん,ぜひご参加ください!