「自覚症状に乏しかったが入院加療を必要とした高齢患者の一例」 とてカン Vol6

研修医による#研修医・学生のためのとっておきの経験症例カンファレンスです。
研修医が講師となり、救急外来、総合診療外来で診察した症例を提示し共有しながら、オーディエンスと双方向で学ぶ企画です。

医療者・医療系学生であれば誰でも参加可能です。  毎月第3水曜日 17:30 ~ 1時間程度

11月19日 「自覚症状に乏しかったが入院加療を必要とした高齢患者の一例」終了

Take home message

・Murphy’s sign陰性でも急性胆嚢炎は除外できない。他の所見で

 急性胆嚢炎が疑われる場合はまずは腹部エコーをやってみよう。

・エコーで所見を得られていればCTは必ずしも必要ではない。 しかし合併症が疑われる場合は施行するべき。

・高齢者や認知機能が低下している患者は症状の訴えがない場合が往々にしてある。病態を過小評価しないように注意しよう。

指導医  高度救急救命センター<入江康仁先生>から

シミュレーションを駆使したカンファレンス講習を行いましたが、常に現場に還元するように ”イメトレが大事” であることを覚えておいてほしいと思います。

次回、第7回とてカン  12月21日(水)17:30~(予定)

<参加申込・問い合わせ先> 総合診療医センター TEL 018-884-6428 E-mail gpcenter@jimu.akita-u.ac.jp

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