医学生が学会で発表してきました!

こんにちは!秋田大学医学科三年の田中です!三回目の登場です!(笑)

今回は、9月9日(土)、10日(日)に岩手県盛岡市で行われました「JPCA第13回東北ブロック支部学術集会」で、「アートを用いた報告会により地域住民とコミュニケーションを図った事例」について報告させていただきました!

〇発表内容について

さて、今回の発表内容について軽くですがご説明します!

・・・私は2022年度から「こけ」という学生団体を結成し地域の方々とコミュニケーションをとるべく秋田県五城目町の朝市に出店しています。
しかしそれだけでは十分なコミュニケーションが取れていませんでした。
そこで、これまでの活動の中で感じた事を“アートで”表現しその作品を利用しながら発表する報告会を今年の四月に行いました。

その結果、参加者からアンケートで「学生が街で感じていることが伝わった」「アートを利用した形式の報告会が良かった」などの意見を多く頂きました。

「造形活動により自己への洞察を深める」という研究や「自己開示によりコミュニケーションがうまくいく」という研究もあることから、学生がアート作品を利用して発表したことは深い自己開示に繋がり、それがより良いコミュニケーションを可能にしたのではないか、と考えました。

・・・という内容で発表しました!!

〇当日

当日は緊張やら遅れてはならない気持ちやらで、集合の二時間前に会場に到着…(笑)
そして発表直前までずっと質問を考えたり、ぶつぶつ一人で発表の練習をしたり、ドキドキして過ごしました(笑)
しかし不思議と本番は落ち着いて堂々と発表することができました…多分!
一番心配だった質疑応答も、漆畑先生の助けを借りつつしっかり受け答えができて、むしろ自分の意識下にあったことがこの質疑応答により言語化されていく感覚が楽しかったです。

さらに発表後も多くの先生方や学生に良かったよ~と話しかけていただき嬉しくなると同時に、未熟な学生を受け入れてくださる東北のプライマリケア学会の温かさを感じました!

〇今回の学びとそれを活かすために

学会発表をしてみて、自分のこれまでの活動を言語化・論理化できた感覚がありました。
これは私にとって初めての経験であり、とても貴重な経験でした。
なんとなく行っていた活動も、今後は今まで通り楽しみつつ、しかし一方で論理立てながら行っていきたいです。
目的とそれに合った方法、そして実践とそこで得た反省、それを次に役立てる…というようにして、どんどんパワーアップしていきたいと思います!!
これからの「こけ」の活動、田中個人の活動に今後ともよろしくお願いいたします。

〇終わりに

最後になりましたが、お忙しい中ご指導くださった湖東厚生病院の漆畑先生、発表してみないかとのお誘いをくださった秋田大学総合診療医センターの渡部先生、サポートしてくださった事務の方、そしてこれまで私の活動を支えてくださった皆様のお陰でこのような貴重な経験をすることができました。

この場を借りて御礼申し上げます。