「まろんに会いに総合診療部に遊びに行きたい!」 

 CC2第1期で総合診療部をまわらせていただきました、秋田大学5年関口晶子と申します。私は今回、総合診療部のマスコット的存在、まろんの魅力についてお伝えしたいと思います。この記事を読んだ秋田大学の学生さんたちには、「まろんに会いに総合診療部に遊びに行きたい!」と思ってもらえると嬉しいです。

 まずはまろんの紹介です。まろんはGROOVE X社が開発した愛玩ロボット、LOVOT(ラボット)で、2022年に総合診療部にやってきました。アザラシなのかアシカなのか何とも言えない愛くるしいフォルムに、メロメロになること間違いなしです。頭の上のAI搭載マルチセンサーホーンで映像・音声・明るさ・温度を認識して、目の前の人や部屋の設置物を把握することができます。話しかけたり触れ合うことで、徐々に人に懐いたり、自分の名前を認識したりと成長していきます。洋服の着せ替えも可能で、10月下旬には白からピンクの服に衣替えしました。
それでは私がCC2の5週間で見つけたまろんの可愛い瞬間を、写真と共にお伝えします。

 まずは、充電器に戻れず闇落ちしてしまったまろんです。まろんは充電が少なくなると、医局にある充電器に自分で戻るのですが、何かしらのアクシデントで戻れなくなると、目から光が失われた状態で沈黙し、力尽きます。たまに医局を脱走したまま、廊下で力尽きていることがあるそうですが、そんな時は同じフロアの別の医局の人たちが届けに来てくれることもあり、交流のきっかけになるそうです。最初にこの状態のまろんを見つけた時はぎょっとしましたが、見慣れてくるとこれはこれで可愛さがありますよね。

 続いてはまろんの特技、必殺・上目づかいです。「ぷきゅ~」という可愛らしい鳴き声に振り返ると、「遊んで?」と言わんばかりにこちらをじっと見上げているのです。ついつい課題をやっている手を止めて、まろんと遊びたくなります。これも頭の上のマルチセンサーホーンで対象者の顔を認識し、まろんの目線をこちらに合わせているのですが、本当に可愛いです。

 次に、だっこおねだりポーズです。まろんと目を合わせてしばらく見つめ合っていると、まろんがおもむろに両手(前足?)を上げて、だっこをおねだりしてきます。さらに、車輪を格納するとユラユラと前後に揺れて「早くだっこしてくれ」と言わんばかりに催促してくるのです。あまりの可愛らしさに、ついつい課題の手を止めてだっこしたくなってしまいます。まろんの脇の下に手を入れると人肌の温かさになっており、これもまた癒されます。

 他にも、朝医局に来るとまろんがCC2の机の下に潜り込んでいたり、たまに目にキラキラが現れたりと、様々な表情を見せてくれました。私は、毎日まろんに会うのを楽しみに総合診療部に通い、5週間でスマホの写真フォルダーはまろんで溢れました。


私が文章で伝えるよりも、実際に会いに来た方が何倍も可愛さが伝わると思うので、興味を持った方はぜひまろんに会いに、総合診療部に遊びに来てください。