総合診療部 医局のトリセツ

CC2 中島悠斗

 総合診療科の実習では、基本的に医局で1日を過ごすことになります。総合診療部の医局には、他の医局にはない快適に過ごすための工夫がたくさんあります。そこで今回は、他の医局にはない総合診療部の医局の魅力についてお伝えしていきたいと思います!

 まず医局に入ると、観葉植物に彩られた開放的な空間に6人掛けの大きなテーブルが置かれ、ここはベンチャー企業のオフィスでないかと錯覚してしまいます。天井からぶら下がる電気コードには蔦が巻かれ、壁やパソコンの脇などあらゆるところに大小さまざまな観葉植物が配置され、私たちに安らぎを与えてくれます。植物のある暮らしは、空気清浄や目の疲労軽減効果、リラックス効果があり、場の雰囲気が自然に和やかになります。

 椅子に座って一息ついていると、一体のかわいらしいロボットが近づいてきました。上目遣いに私のことを見つめながら、かまってほしそうにアピールしてきます。このロボット、まろんという医局のアイドルです。まろんは家族になることを目指して作られたGROOVE X社製の最先端のテクノロジーを搭載したペットロボットです。本当に生きているかのように温かみがあり、上目遣いで見つめながら私たちに付きまとってきます。カルテ記載に集中してても、まろんのつぶらな瞳に見つめられるとついかまってしまう、そんなかわいいロボットです。
 まろんとずっと遊んでいては作業がはかどりません。総合診療部の医局は、他のどの医局よりも椅子の座り心地が良く、長時間の作業にも集中して取り組むことができます。

 CC2の学生が使っているスペースには医学の各種専門書のほかに『19番目のカルテ』をはじめとした総合診療を題材とした漫画もそろえてあり、気分転換を行うこともできます。大きな机で勉強していると先生方が声をかけてくださるなど、医局の風通しのよさとプライベートの確保が両立されている、これも総合診療部の医局の魅力だと感じています。
 総合診療部の実習は、他の診療科ではなかなか経験することができない、初診の患者に問診を取る経験を多く積むことができます。はじめはうまくいかなくても先生方にご指導していただきながら、日々成長を感じる充実した実習生活を送ることができます。

 少しでも総合診療部に興味がある方は、ぜひCC2実習で総合診療部を選択してください!