【新専攻医自己紹介②】木村結子ってどんな人？　GP NET1期生が総診に引き寄せられたワケ

　はじめまして！
　今年度よりあきたGP NET専門研修プログラムの専攻医となりました、木村結子です。
出身地は大館市で、2020年3月に自治医科大学を卒業し、秋田赤十字病院で２年間の初期研修を経て、2022年4月より北秋田市民病院の内科で勤務しております。
趣味はスキーで、学生時代には現在の勤務地である北秋田市のジュニアチームでアルペンスキーに取り組んでいました。

　私が総合診療医を志すきっかけとなったのは、大学生時代の夏季研修です。私たち自治医科大学生は毎年、夏休みになると各出身都道府県で卒業生の勤務する医療機関を訪ね、臨床研修を行います。
研修の中で、高齢化や医師不足の進行する地域においても、患者さんのことを第一に想いながら診療に取り組む先生方と、その先生を信頼し住み慣れた地域で安心して暮らす患者さんの姿を目の当たりにし、自分も地域のために貢献したいと考えるようになりました。

　医師3年目は内科医として勤務を開始しましたが、地域で必要とされる能力は診断・治療に関する臨床能力だけではないことを痛感しました。多職種と連携するためのコミュニケーション能力や社会的問題などを含めた複雑なプロブレムを持つ患者さんへの対応力など、求められる力は山ほどありました。
そんな中で、あきたGP NETの先生方にも症例相談をさせていただいたり、先輩専攻医の先生方が地域で臨床に携わりながら総合診療医としてのキャリアを積んでいる様子を伺ったりする機会をいただき、自分も総合診療医としての一歩を踏み出したいと決心しました。

　まだまだ研修を開始したばかりで不安もありますが、それ以上に、秋田を愛する先生方とともに地域医療に関わっていくことができる期待と喜びに胸が躍っています。地域の皆さんの心に寄り添い、豊かな暮らしに貢献できるよう頑張っていきたいです。どうぞ宜しくお願いいたします！！