Cureusに症例報告が掲載されました。

こんにちは。秋田大学総合診療部・総合診療医センターの引地悠です。
私は現在、博士課程2年に在籍する、社会人大学院生でもあります。

今回、Cureus(Journal of Medical Science)に以下の症例報告が掲載されました。

【症例】高熱が4週間持続した、20代男性。熱源検索を慎重に行いつつ、血栓症の合併を疑い、胸腹部造影CTを撮影したところ、肺塞栓と脾梗塞の診断がつきました。後日、判明したのは、なんと、サイトメガロウイルスと、マイコプラズマの共感染でした。

“Diagnostic Challenges in Pulmonary Embolism in Young Adults: Thrombosis
Associated With Cytomegalovirus and Mycoplasma pneumoniae”

【 Open Access Case Report 】
https://assets.cureus.com/uploads/case_report/pdf/128422/20221220-30273-jexblv.pdf 

 総合診療部には、たくさんの熱源不明の方や、様々な症状を呈する方が、全県から紹介されてきます。

活発な議論を行いながら、原因追求、診断に迫っていく過程は、苦しいながらも、充実しています。一つ一つの経験を積み重ねつつ、日々、精進しています。