2026.01.09 Fri
シネメデュケーション#1@秋田GPセンター
12月6日に開催された「あきた×総診塾」の中でシネメデュケーションの時間をいただきました。
シネメデュケーションは、CinemaとEducationを組み合わせた言葉になっており、映像教材を使用した教育技法の一つです。家庭医療・総合診療やプライマリ・ケアの領域でも開催されることがあります。私が家庭医療の専門研修で在籍していた頃、福島県立医科大学地域・家庭医療学講座では葛西龍樹名誉教授が毎月レジデントフォーラムの最後の枠でテーマの映像を見た後で参加者同士がディスカッションするセッションがあり定番となっていました。100回以上行われいろいろなメッセージが込められたテーマがありました。後期研修中質の高い教育企画を経験して自分でやる時には少し準備がいるかなと躊躇していましたが、今回参加者のみなさんと一緒に行ってみました。
シネメデュケーションのテーマは、医療のコミュニケーションの中で”患者さんから一見協力がうまく得られず、問診の内容の真偽が不確実な時にあなただったらどうするか”参加者と一緒に考えました。映像を見た率直な感想やもし自分だったらどうするのか参加者間のディスカッションもありました。現場の医師からは実際に同じようなケースを経験し、解決したら驚くべき原因であったというコメントもありました。
最近意識しているのは、企画者と参加者が双方向でコミュニケーションを得られる体験をつくることです。医学的な知識量ではなく、それぞれの持つ視点を共有することを意識しています。
シネメディケーションは総合診療の後期研修医だけでなく学生も垣根なく参加できるのでGPセンターのイベントで今後も続けていきたいですね。
文責 北村 俊晴

