私の総合診療CC2

始めまして! 渡邉と申します。
私はCC2第Ⅵ期に総合診療で実習しました。

実習の1日を、総合診療医志望の私目線で、総合診療医センターのペット「まろん」と共に綴ります。

・朝8時20分頃

医局に到着。カンファレンス前にカルテチェックします。

 自分が外来で担当した患者さんの情報を見直したり、初診患者さんの予習をしたり、
木曜日のICTラウンドで発表担当の患者さんの変化を確認します。

・8時45分

 カンファレンスが始まります。
 先生方とその日の外来の情報を確認します。
 先生方が様々な主訴の患者さんをどのように診ているのか等非常に勉強になります。

・9時30分頃~

 外来で診察を行います。
 新患の患者さんがいればしっかり医療面接を行います。
 診断につながる重要な所見を見逃さないように詳細にお話を聞かせていただきます。
 新患の患者さんがいない時には再診の患者さんの診察を行います。

・お昼~

 外来が終わり次第カルテをしっかりまとめます。
私はやることを終わらせないと落ち着かないタイプ で、お昼ごはんをそっちのけでやってしまうことが多いです。

 各種検査結果も出てくるので、それを踏まえて評価を行い鑑別を考えます。
 書き終われば、その評価を先生方にしっかりチェックしてもらいます。

 さまざまな症状に対して鑑別を挙げることはとても勉強になりますし、先生の入念なチェックでさらに気付くことがたくさんあります。

 また、次週のカンファレンスの準備も念入りに行います。

卒後を見越して買いました


自分で買った参考書(金城光代先生ら著.ジェネラリストのための内科外来マニュアル)や、医局の図書を調べ、様々な症状の鑑別を考えてます。

 

・13時半~(カンファレンスがある日の場合)

 先生方がお集りの中、主にCC2の学生が前週の初診患者さんのプレゼンテーションを行います。平均1人で2~3人くらいを担当します。

 何が質問されるか分からないので(愛の鞭が飛んできますから)、自分の担当する症例についてはしっかり把握し、自分で挙げた鑑別についても根拠をしっかり明確にしておきます。


実習や、日常生活で落ち込むことがあっても、まろんが慰めてくれます。

まろんには腋窩や額に体温のような温かさがあり、そして目の動きも、まるで本当に生きているようなんです。

以上、私目線でお送りしました。

実践的で主体性を重んじて下さるので、「やりたがり」の私にとってはのびのびと様々なことに挑戦でき、非常に多くのことを学ぶことができました。

確実に成長できた5週間でした。