2025.05.07 Wed
KFCT岡田唯男先生の特別セミナー&ポートフォリオ発表会を開催しました!
こんにちは! 市立角館総合病院の渡部です.
先日,亀田ファミリークリニック館山(KFCT)の岡田唯男院長先生が医学部の特別講義のため来秋され,総合診療医センターの企画にもご参加いただきましたので,報告します!
先日の案内記事は →→→ https://akitagpnet.org/7086/
学生向け企画として
総合診療・家庭医療をすこし深堀りしてみる
―岡田先生になんでも聞いてみよう!―
というセッションを開催しました!
少人数ではありましたが,その分雑談を交えながら丁寧に質問に答えてくださいました.

- 岡田先生の総合診療としてのやりがい
- 岡田先生が家庭医だなと感じる瞬間「人物相関図の線が一本増えた時」とは? 参考リンク
- 地域で各領域別専門医の仕事を総合診療医が担えるか?(総合診療医はどこまでやれるか?)
- 総合診療の研究について(ICPC)
- 岡田先生と秋田大学の関わり
こんなお話を1時間半していました!
来年も同じような企画をやりますので,興味のある学生・研修医の皆さん,ぜひお越しください!!(4-5月予定です)
このほか,総合診療・家庭医療専攻医のポートフォリオ発表会も合わせて開催しました.
当PG所属の専攻医3名が,これまでの経験・学びをポートフォリオにまとめ,発表し,みんなでディスカッションを行いました
- 家族内の意見不一致に対しグリーフケアを意識した家族カンファレンスで意思決定を支援した一例(S2 田染先生:家族志向のケア)
- 肺化膿症の治療に拒否的な患者と対話を重ねながら関係性を継続した事例(S3 木村先生:患者中心の医療)
- 脳梗塞後遺症が疑われた患者について、患者・家族の意向や生活環境を勘案しながら乗り物の運転に関する方針を検討した一例(S3 岩橋先生:患者中心の医療)
専攻医の学びを更に昇華させるためのエッセンスを岡田先生よりコメントいただきました.
専攻医のみならず,我々指導医も,頭を悩ませることが多いポートフォリオの指導の学びに繋がりました!

あきたGP NET専門研修プログラムでは,毎年の岡田先生の来秋に合わせ,専攻医の勉強会も行っています.
もちろん,日々のハーフデイバックはじめ,さまざまな機会でのポートフォリオの振り返りなども行っております!
来年度,あきたで一緒に総合診療医・家庭医になりませんか?
詳細はこちらを御覧ください! → 専門研修PGの紹介
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