「PC学会に参加してきました」

秋田大学医学科四年の田中静音です!

6月15日、16日に浜松市で行われていたプライマリケア学会に参加させていただきました。

今回の学会での一番の学びは「実際に会うことの大切さ」でした。

学会の中で、障害児とそのご家族と直接話せるプログラムがありました。

初めての機会でした。

学校看護師の行為に制限があること、

だから学校には保護者が付き添わなければならないこと、

シングルマザーにはそれが大変であること。

障害を持っているからできない、ではなく、どうしたらできるか、が大事であること。

これらを、メディアを通して知るのではなく、

本人を目の前に、本人を愛して育ててきた親から聴く経験は

自分の心に深く刺さりました。

人の痛みや苦労を知る時、メディアを通した想像で分かった気になってはいけないと感じました。

今後は、もっと多様な人に直接会いに行くことを意識したいです。

また、昨年のプライマリケア学会や、その後の病院見学などの活動で出会った

先生方や学生に久々に会い、話ができたことも、刺激になりました。

さらに、新しい出会いもありました。

三重県でBARを開く医学生や、浜松でカフェを開く医学生。

忙しい中でも自分の信念を貫くだけでなく、

実際に実行できている同年代の学生に感動するとともに、

自分の今後の勉学や地域活動の励みになりました。

最後になりましたが、秋田大学総合診療医センターの皆様、

今回もお世話になり、貴重な経験をさせていただき

大変ありがとうございました。