「第17回日本プライマリケア連合学会」に参加!学会の醍醐味とは。

秋田大学医学部医学科4年 佐々木

今回私は、初めて学会に参加させていただきました。

秋田を出発する前は、新しい事を知ることが出来る楽しみな気持ちと、学会という厳かなイメージがあるものに対する緊張とで複雑な心境でした。
しかし、振り返ってみると参加しなければ得られなかった様々な経験をして非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

特に、総合診療に携わる先生方の思いを直接聞けたことは、普段机に向かって勉強するだけでは感じられない自分の将来ビジョンを考える良いきっかけとなりました。

【1日目】

朝にミニステージプログラムの「Youは何しに学会へ?」に参加しました。

ここでは、普段交流することのない薬学部の学生や、西日本の医学生と交流することが出来ました。
同じグループになった学生さん達は、私より低学年にも関わらず総合診療に深い興味を持っており、良い刺激をもらうことが出来ました。

また、総合診療に興味がある学生同士が交流するコミュニティを運営されている方もおり、自分の視野を広げることが出来ました。

午後には、一般演題を聴講しました。

専門的なことも多かったですが、今勉強していることが出てきたりとこれからの勉強のモチベーションが上がりました。症例報告では、教科書に載っている通りの治療法だけでなく個人に合わせて考えた治療法が重要であると学びました。

特に印象的であったのは、「COVID-19流行前・中・後を通じた自殺企図搬送例の件数と特徴の推移」です。
コロナ中だけでなく、後にも自殺企図の患者さんの若年化が見られ、コロナ後にも着目するべきだとおっしゃっていたのが心に残っています。

出来事が過ぎ去ってしまうと人は忘れてしまいがちですが、今もそのことによって苦しんでいる方がいることを分かっていないといけないと感じました。

また、学生セッションも聴講しました。

総合診療に関連した活動を行っている学生の活動報告を聞くことが出来ました。

1番印象的であったのは、「TikTok投稿からみる、在日ベトナム人の医療アクセスに関する感情分析」です。
これは、抄録を読んでいた際から気になっていた演題で、聴講するのを楽しみにしていました。

SNS は現代において無視出来ないツールとなっており、学生ならではの視点での研究だと思いました。
様々な角度から総合診療という分野を感じることが出来てこれが学会の醍醐味だと感じました。

【2日目】

学生セッションポスターを見に行きました。
限られたスペースで伝わりやすいように工夫されたものばかりで見入ってしまい、口演とは違った良さを感じることが出来ました。

この2日間を通して貴重な体験をさせていただきました。
学会に参加させていただきありがとうございました。