総合診療科実習:往診同行の一日

こんにちは、医学科6年の重田です。

CC2Ⅴ期に総合診療科で実習させていただきました。

院外実習では山王胃腸科クリニックに行かせていただきました。

有床診療所でありながら、外来だけでなく往診も行っている点が印象に残っています。これまで大学病院での実習が中心だったため、このような形で地域の患者さんと関わる診療は新鮮に感じました。

午後の往診に同行した際、在宅で療養されている患者さんのご家族からお話を伺う機会がありました。

急な体調変化の際に、普段とは異なる医療スタッフが対応したことがあり、そのときはかえって対応に気を遣い、負担に感じたというお話でした。

それを受けて先生が、「いつでも対応できる体制を整えるには人手が必要だが、その分“いつもの人”でいることが難しくなる」と話されていたのが印象に残っています。

医療では迅速に対応できる体制を整えることが大切だとこれまで考えていましたが、それだけでは十分ではないのだと感じました。

特に在宅の場面では、誰が関わるかということ自体が患者さんやご家族の安心感につながっており、継続して同じ人が関わることにも大きな意味があるのだと思いました。

今回の実習を通して、医療は単に疾患に対して対応するだけでなく、患者さんの生活の中に関わっていくものだと実感しました。

継続性と即応性のどちらも重要であり、そのバランスをどう取るかは簡単ではないと感じていますが、今後考え続けていきたい視点だと思っています。