2025.11.17 Mon
男鹿みなと市民病院で実習!
みなさん、こんにちは!
CC2の渡邉杏香です。
総合診療科で5週間実習させていただきました。
今日は、9月に3週間お世話になった男鹿みなと市民病院での実習を通して感じた“男鹿の魅力”をお伝えしたいと思います😊
男鹿みなと市民病院での実習を通して
まずは、男鹿みなと市民病院のご紹介です。
秋田県のほぼ中央、日本海にぐっと突き出した男鹿市にある、市内で唯一の公立病院です。
病室の窓からは一面に広がる日本海! 天気のいい日はキラキラと輝く海を眺めながら診療や実習ができるという、なんとも贅沢な環境です。
病棟の建物は二等辺三角形の形をしていて、上から見るとまるで海に羽ばたく鳥のよう。
「病院がこんなにアートな形をしているなんて!」と、思わず感動してしまいました。
自然と調和するように設計されたこの病院は、まさに“男鹿の海とともにある病院”という感じがします。
男鹿みなと市民病院は、地域のみなさんの生活を支える大切な拠点でもあります。
地域の診療所やクリニックと連携しながら、普段の生活習慣指導から、緊急を要する疾患まで幅広く対応しています。
まさに“地域の健康を守る最後の砦”という存在です。
そして何より印象的だったのは、病院全体に流れる温かい空気。
医師や看護師だけでなく、薬剤師、検査技師、放射線技師、リハビリスタッフ、栄養士さん、事務の方、清掃スタッフ、食堂のおばちゃんまで――
どの方も笑顔で声をかけてくださり、病院全体があたたかい雰囲気に包まれていました。
この病院は、人のやさしさが自然に息づいている場所だなと感じました。
この病院そのものが、男鹿というまちの温かさをそのまま形にしたような場所だと感じました。
男鹿みなと市民病院での実習を通して印象的だったのは、患者さんの“病気”だけでなく、“生活”まで丁寧に見ているということでした。
医師の先生方は、症状や検査結果を診るだけでなく、「この方は家に戻ったあと、今まで通りの生活ができるだろうか」「ご家族の負担はどうだろうか」といった、その人の背景までしっかり考えて診療されていました。
“医療は病院の中だけで完結しない”ということを肌で感じた実習でした。
また、男鹿市では高齢化が進んでおり、80代・90代の患者さんも多くいらっしゃいます。
自分の足で通院し、しっかり食事を楽しんで生活している方もいれば、嚥下機能が低下し、ミキサー食や胃瘻で栄養を摂っている方もいます。
そんなさまざまな「食」との向き合い方を見て、改めて“食べる”ことの大切さについて考えさせられました。
私自身、食べることが大好きなので、
「どうすれば80歳、90歳になっても美味しく食べられるのか」
「そのために自分がどんな形で地域に貢献できるのか」
これからも考えていきたいと思います。
そんな風に“食べること”の意味を考える中で、
男鹿で出会った「食」の豊かさにもたくさん感動しました。
海の幸や地元の味には、ここで暮らす人たちの温かさと力強さが詰まっていました。
体も心も満たされた男鹿のごはん
まずは、男鹿みなと市民病院の食堂での私的No.1メニューをご紹介します!
こちらは冷タンタン🍜✨
ツルッとした麺にコクのあるピリ辛ダレがからんで、具材も盛りだくさん!
見た目も味も大満足で、午後の実習も頑張れました

続いてご紹介するのは、実習期間中にお世話になった、民宿「新地」でのある日の夕食です✨

民宿「新地」では、女将さんが毎日心を込めてごはんを作ってくださいます。
この日の夕食は、秋刀魚にささみカツ、炊き込みごはんなど、まさに“おふくろの味”。
どれも本当においしくて、毎日この夜ごはんを楽しみに実習を頑張っていました☺️
次にご紹介するのは地元民にも大人気!!『居酒屋 秀(ひで)』です。
お昼は定食も食べることができます!

こちらは実習生で行った時のお料理の写真です!
どの料理もものすごく美味しかったです!
写真はありませんが、ランチで食べたミックスフライ定食も絶品でした✌️
男鹿に訪れた際はぜひ!
最後にご紹介するのは、実習期間中に船釣りで釣ったアジです 🐟
先生のご好意で実習最終日の朝に船釣りへ連れて行っていただきました。
日本海から昇る朝日は本当にきれいで、海風を感じながらの釣りは忘れられない時間でした。
そしてなんと、30cmを超える立派なアジを同時に3匹釣ることができました!


釣ったアジは大事に持ち帰り、しば漬けタルタルを添えたアジフライやなめろうにして美味しくいただきました☺️


男鹿での3週間は、本当にあっという間でした。
医療の現場で学んだことももちろんですが、地域の方々の温かさや、おいしいごはん、そして美しい海の景色――
そのすべてが、私の中で大切な思い出になりました。
この経験を胸に、これからも一歩ずつ成長していきたいと思います☺️