総合診療を選択して

総合診療CC2の中西です。

実習を振り返ってみて、「総診ってやっぱり“どの科に進む人にも必要”なことを学べる場だな」と実感したので、印象に残ったポイントを3つ紹介します。
特にCC2の選択をする時に参考にしてもらえると嬉しいです!

1.外病院が充実している
総診のCC2では、必修で3箇所、さらに追加で3箇所、外病院での実習を選択できるという形になっており、非常に多くの現場を体験できました。
自分は地域医療実習の際に往診に行けていなかったのですが、今回の実習で往診同行の機会があり、「こういう現場を見ておきたかった!」と感じました。
また同じ外来診療でもかかりつけ医としての外来が見れるのもポイントだと思います!

2. 緩和ケアや感染症など、“どの科でも使う”知識を再確認できる
CC2の総診では、緩和ケアや感染症といった、どんな診療科に進んでも避けて通れない領域についても学べるようになっています。
僕は緩和ケアはなんとなくのイメージしか持っていなかったので実際の現場を見て、とても勉強になりました。

3. 診療の“痒いところ”に手が届く
診療科ごとのローテーションでは、その科に明確に属する問題しか扱わないことが多く、「この症状、何科で診るべきなんだろう?」と疑問に思うこともありました。
でも総診では、そういった診療の”はざま”にいる患者さんを実際にどう診るかを学べます。
特に、CC1では総診の外来を見る機会がなかったので、「一度は体験しておくべき外来だな」と強く感じました。

CC2の総合診療は、自分の進路に直結する内容はもちろん、「知っておくと役にたつ肌感覚」を身につけるチャンスだと思います。
興味のある方はぜひ選んでみて下さい!

(写真)
実習中、メイヨークリニックのニューマン先生との交流会にご一緒させていただきました! ニューマン先生は医局のAIロボット(まろん)がお気に入りです。