人工呼吸器ハンズオンセミナー

 11月24日、県内の研修医8名が、大学病院シュミレーション教育センターに於いて人工呼吸器ハンズオンセミナーに参加しました。
 ディレクターに救急・集中治療医学講座 奥山 学 准教授、講師は看護部キャリア支援室教育担当の菅 広信 看護師が務めたほか、院内スタッフやメーカー技術者の協力を得て、人工呼吸器の仕組みやセッティング・調整の仕方などの講義を受けた後、幾つかのケースに応じた操作方法を実際の医療機器を使いながら体験しました。

秋田大学医学部
救急・集中治療医学講座 奥山 学 准教授

秋田大学医学部附属病院
看護部キャリア支援室教育担当 菅 広信 看護師

 講義では人工呼吸器の基本的な仕組みをおさらいしたあと、2種類の送気方法のメリット・デメリットの特徴を踏まえながら設定方法やポイントとなる事項を詳しく学びました。
講義後の手技では、心拍、血圧などをコントロール出来る人型シュミレーターと人工呼吸器を接続し、実際と同じように状況変化する波形を確認しながら、10パターンの容態の変化ごとに呼吸器の設定を体験することで、正確な操作方法の取得と患者の状態を把握する診断能力を磨きました。